２０２０年も“保育納め”、仕切り直して２０２１年を迎えたいと思います。今年１年を振り返れば本当に色んなことがありました。コロナウイルスで始まりコロナウイルスで終わった１年だったと思います。特に行事面においては、毎週月曜日の体操から毎月の誕生会などこれまでは全体で集まっていた行事も密を避けるため各クラスで行いました。入園式、お見知り遠足、祖父母の集い、保育参加など中止にした行事も少なくありません。これは、不特定多数の人が集まり、また密になることが避けられなかった為です。地域向けの子育て支援事業“コッコちゃんクラブ”も現在お休みしている状況です。本当に様々なところに影響を落としたコロナウイルスですが、それでも運動会、発表会は感染対策を考慮しながら、参加クラスを限定する形にはなりましたが開催できました。子ども達の成長の一端を実感して頂けたのではないでしょうか。一方で、運動会や発表会など行事に関しては課題もあります。本番を迎えるまでの取組み方の課題です。取組み期間をより充実した有意義な時間とするため、行事前だからといって日常が非日常（特別）とならないように、あくまで日常生活の延長線上に行事本番をもってくるために どうしたらいいのか再考する必要性を感じています。ポイントは子ども達が意欲的に取組むための工夫、１ヵ月２か月の短いスパンではなくもう少し長いスパンでの計画性です。これについては園全体で話合い見直していきたいと思います。日常では、手指消毒や手洗いなど感染予防が習慣づき、例年ほど感染症が広がることはありませんでした。インフルエンザも時期的に流行していてもおかしくないのですが、今のところ出ていません。
園庭の改修工事も年内にはほぼ終わりそうです。悪天候の日がほとんどなく予定より早く順調に進んでいます。年内は今日まで工事作業をされます。営業の方や現場監督の方が親身になり考えて下さり、その都度提案やアドバイスをくれます。子ども達が存分に自己を発揮して遊べる環境作りのために気持ちを共有してくれています。スリルを好みダイナミックに遊びたい子、砂場遊びやごっこ遊びなど創造の世界で楽しみたい子など色んなタイプの子がいますが、それぞれがやりたいことを見つけやりたいことに没頭し熱中して遊べる環境作りです。子ども達には五感を刺激して存分に遊んでもらいたいです。土の築山もあります、砂場も８トンの砂を入れ充実しました、ガチャポンプで水遊びも常時できます。デメリット？？は洋服が汚れること位でしょうか。ダイナミックに遊ぶことが予想されるお子さんは汚れてもいい服で登園された方がよいかもしれません。。。子ども達が目を輝かせ遊ぶ様子を早く見たいです。年明け２週目位からは遊べると思います。
今年も１年間ありがとうございました！！２０２１年の保育も熱意をもって張り切って取組んでいきますので、園運営へのさらなるご理解とご協力をお願い致します。よいお年をお迎えください。 園長 富永一吉
